電動車椅子サッカーの魅力は、二つあります。一つ目は、障害者であれば、男女、年齢(一応5歳以上)、国籍問わず誰でも参加できることです。色んな人達がしのぎを削り合うことができるのは最大の魅力だと思います。
二つ目は、重度障害者でも参加できるということです。重度の方で、人によっては呼吸器をつけながらプレーしている選手が大勢います。彼らは電動車椅子サッカーに命をかけています。本当にすごいと思います。亡くなってしまう仲間も多いですが、長くは生きられない体でも活躍できるステージを提供してくれるこの競技を誇りに思います。
僕は知人に電動車椅子サッカーを紹介されるまで、電動車椅子サッカーという存在自体知りませんでした。知った後も「車椅子でどうやってサッカーするの?おもしろくなさそう、、、」と思っていました。「どうせ、スポーツをするなら迫力があって障害者スポーツの花形的な車椅子バスケットボールが良い!」と思っていました。
そう思いつつも、筋ジストロフィーという病気は、筋肉が衰えてく病気なので、車椅子バスケットボールをプレーしたとして、楽しむことはできても、それ以上は望めません。「負けず嫌いな僕はただ楽しむだけでは絶対に続かない」と思っていました。そんな思いもあり、2年ほど前に疑心暗鬼ながら電動車椅子サッカーの練習に参加してみました。
いざ、練習に参加をしてみると、徐々に電動車椅子サッカーの魅力に惹かれていきました。ボールを蹴るときのドンッという重厚感のある音や、鉄と鉄がぶつかりあう激しさ、チェスのように先の先を読みながらパスを回していく緻密性が感じ取られました。そして、一番惹かれた理由は、戦っている選手がめちゃくちゃ本気で取り組んでいるからでした。遊び程度でわいわいやっているだけであれば、この競技に僕がハマることはなかったです。でも、年に1回開催される全国大会や、数年おきに開催される国際大会に向け、本気で取り組んでいる姿を目の当たりにし、僕も本気と本気のぶつかり合いをしたい。と思うようになりました。
趣味は旅行、音楽鑑賞、動画編集、映画やアニメ鑑賞、ゲームなどです。最近は特に、動画編集にハマっています。車椅子でお出かけし、その様子を動画で撮影し、Youtubeチャンネルなどに動画をアップロードしています。決して難しい作業ではなくちょこっと勉強すればそれなりの動画が作ることができるので楽しいですよ!!みなさんもぜひ動画編集してみてください。
好きなアーティストはKing gnuです。最初は怖いなぁと思っていたバンドですが、常田さんを中心とするメンバーが作成する楽曲と、井口さんの歌声に惚れています。sorrows、vinyl等が好きです。